転職回数が多くても大丈夫?採用担当の本音とは

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転職回数が多くても大丈夫?採用担当の本音とは

「転職回数が多いと、やっぱり不利になるのかな…」
転職活動をしている中で、そんな不安を抱えている方は少なくありません。特に30代以降での転職となると、これまでの経歴をどう伝えるかに悩むこともあるでしょう。
しかし、実際に採用担当者は“転職回数が多い”というだけで即NGを出しているわけではありません。大切なのは「なぜ転職を重ねたのか」「その経験から何を学んだのか」——そこにある“理由”と“姿勢”です。
今回は、転職回数が多い人がどうすれば印象よく見られるのか、そして採用担当者が実際にどのように感じているのかを紹介します。

転職回数が多い=マイナス評価ではない
まず知っておいていただきたいのは、「転職回数が多い=即不採用」ではないということです。たとえば、以下のようなケースは、むしろプラスに働くこともあります。

キャリアアップを目指した転職
スキルアップや責任あるポジションへの挑戦など、前向きな理由がある場合、ポジティブに評価されやすいです。

業界や職種を広げた経験
異業種での経験があることは、多角的な視点や柔軟な対応力を示す材料にもなります。

契約社員や派遣など雇用形態の変化
正社員でない勤務形態が多い場合、自然と転職回数が増えることがありますが、これは状況によって正当に理解されます。

つまり、重要なのは「回数」ではなく、「背景」と「納得できるストーリー」があるかどうかなのです。

採用担当者が気にする“ポイント”
とはいえ、転職回数が多いとき、採用担当者が気にするのは主に次の3点です。

短期間での離職が続いていないか?
 数ヶ月で辞めているケースが複数あると、「またすぐ辞めてしまうのでは?」と心配されがちです。

一貫性のない転職をしていないか?
 まったく関連のない職種や業界への転職を繰り返していると、「計画性がない」と見られることもあります。

転職理由が明確か?
 「なんとなく辞めた」「人間関係が合わなかった」など曖昧・ネガティブな理由だけでは、マイナス印象になることがあります。

この3点に配慮しつつ、正直かつ前向きな説明ができれば、転職回数が多くても信頼を得ることは可能です。

転職回数が多い人の“伝え方”のコツ
採用担当者に好印象を与えるには、転職理由を一つひとつ丁寧に整理し、面接や履歴書で以下のように伝えると効果的です。

「転職の理由」と「得たこと」をセットで話す
例:「前職では営業職として成果を出す一方、もっとマーケティングにも関わりたくなり、次の職場ではSNS運用に挑戦しました」

「次は長く働きたい」という意志を明確に伝える
「過去の経験を活かして、御社では腰を据えて長く働きたいと考えています」と、未来への意欲を示すのも大切です。

ネガティブな経験もポジティブに変換する
たとえば人間関係でのトラブルも「どのように対応したか」「そこから何を学んだか」に焦点を当てて語ると、成長の証として評価されることもあります。

まとめ:自分のキャリアに誇りを持とう
転職回数が多いという事実だけで、自分を否定する必要はありません。むしろ、多様な職場を経験したからこそ見える視点や強みが、あなたの価値になります。
採用担当者が知りたいのは、「なぜその道を歩んできたのか」「これからどんな風に働きたいのか」。しっかりと自分のキャリアを振り返り、前向きな言葉で伝える準備をしましょう。
自分の経験を正しく伝えることができれば、「転職回数が多い=不利」ではなく、「転職回数が多い=経験豊富」という評価につながるかもしれませんよ。
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