あの時の失敗が成功につながった話

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あの時の失敗が成功につながった話

就職活動をしていると、誰もが一度は「失敗した…」と思う経験をするのではないでしょうか。面接でうまく答えられなかったり、緊張で声が震えてしまったり、履歴書の提出期限を勘違いしてしまったり。
私自身、就活の中で大きな失敗をしたことがあります。けれど、今振り返るとその失敗があったからこそ成長でき、最終的には納得できる内定につながったのです。今日はその経験を少しお話しします。

面接での大失敗
ある企業の面接でのこと。私は「絶対に入りたい!」と思っていた会社だったので、緊張のあまり前日から眠れませんでした。当日、面接官に自己紹介を求められたのですが、用意していた言葉が飛んでしまい、頭が真っ白に。何とか話そうとしましたが、声は震え、内容もまとまりがなく、自分でも「これはダメだ」と思うほどでした。
結果はもちろん不合格。通知を見たときは涙が出ました。「自分は社会に出て働ける人間じゃないのかもしれない」と、自信を大きく失ったのを覚えています。

失敗から学んだこと
落ち込んだままでは前に進めません。私は「なぜ失敗したのか」を冷静に振り返ることにしました。
頭の中で暗記した言葉をそのまま言おうとして、柔軟に対応できなかった
緊張を抑える準備が足りなかった
「うまく見せよう」とすることばかり考えて、本当の自分の言葉で話していなかった
こうして考えるうちに、気づいたことがあります。それは「完璧な答えを言おうとする必要はない」ということです。面接官が知りたいのは“丸暗記したセリフ”ではなく、“その人らしさ”や“考え方”。私はようやく、その本質を理解できたのです。

自分の言葉で話すようにした結果
次の面接からは、台本を丸暗記するのをやめました。代わりに「伝えたいエピソードのポイント」だけをメモし、自分の言葉で話すようにしました。すると不思議なことに、緊張はしていても自然な会話ができるようになり、面接官の反応も良くなったのです。
さらに、「失敗してもそこから学べばいい」という気持ちを持つことで、過度なプレッシャーが減り、少しずつ自信も取り戻せました。

内定をもらえた時に思ったこと
最終的に私は、自分に合った企業から内定をいただくことができました。その会社は、面接中に私の考えを丁寧に聞いてくれる雰囲気があり、「ここなら素直な自分で働けそう」と心から思える場所でした。
今振り返れば、あの「大失敗」がなければ、面接の本質に気づけず、うまく取り繕うことばかり考えていたかもしれません。そしてそういう姿勢では、自分に合わない会社に入って苦しんでいたかもしれません。

失敗は“遠回りの成功”
就職活動における失敗は、とても辛く、時には自分を否定されたような気持ちになるものです。でも、その経験を振り返り、次に活かせば、それは単なる失敗ではなく“成長の材料”になります。
スポーツ選手も最初から完璧にプレーできるわけではなく、何度も失敗し、改善を重ねて結果を出します。就活も同じで、「失敗を経験した人ほど強くなれる」のです。

おわりに
あの時の面接での大失敗は、間違いなく私にとってのターニングポイントでした。悔しさは大きかったけれど、その経験があったからこそ「自分の言葉で話す大切さ」を知り、最終的に納得できる就職につながったのです。
もし今、あなたが就職活動で失敗を経験して落ち込んでいるなら、ぜひ覚えていてください。
「失敗は終わりではなく、成功への一歩」。
あなたのその経験は、必ず未来の成功につながります。
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