“就活うつ”を感じたら無理しないで。心を守るためのセルフケア習慣

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“就活うつ”を感じたら無理しないで。心を守るためのセルフケア習慣

就職活動が長引くと、「何をやっても上手くいかない」「もう動きたくない」と感じることはありませんか?
周りが内定をもらい始め、自分だけ取り残されたような気持ちになる――そんなとき、知らず知らずのうちに心が疲れ切ってしまうことがあります。
いわゆる「就活うつ」です。
決して珍しいことではありません。多くの就活生が、一度はこの壁にぶつかります。
大切なのは、“自分を責めないこと”と、“立ち止まる勇気を持つこと”です。

■ 1. 「頑張れない自分」を責めないでいい
就職活動は、想像以上に精神的なエネルギーを使います。
エントリーシートの作成、面接の準備、周囲との比較…。毎日プレッシャーにさらされる中で、気づかないうちに心が疲弊していくのです。
そんなときに「自分は弱い」「みんな頑張ってるのに」と自分を責めると、さらにストレスが増してしまいます。
むしろ、**「今の自分は頑張りすぎている」**と気づくことが大切です。
心のバッテリーが切れそうなときは、一度完全に電源をオフにする時間を作ってください。
散歩をしたり、好きなカフェでゆっくりしたり、映画や音楽に浸るのもOK。
何もしない時間が、次の一歩のための“充電期間”になります。

■ 2. SNSから少し距離を置く
就活中に心が沈みやすい原因の一つが、「他人との比較」です。
SNSでは、「内定もらいました!」という報告がタイムラインに並びます。
もちろんそれは喜ばしいことですが、落ち込んでいる時期に見ると心がどんどん沈んでしまうもの。
そんなときは、思い切ってSNSを一時的にお休みするのがおすすめです。
他人の進捗はあなたのペースとは関係ありません。
見えないプレッシャーから解放されるだけで、気持ちがかなり軽くなります。

■ 3. 体を整えることで、心も回復する
心の疲れを癒すには、実は「体のケア」もとても重要です。
就活中は夜遅くまでPCに向かってESを書いたり、緊張して眠れなかったりと、生活リズムが乱れがち。
まずは、睡眠・食事・呼吸の3つを意識しましょう。
夜はスマホを早めに手放し、深呼吸をして眠る
栄養のある食事(特にビタミンB群・たんぱく質)をとる
昼間に10分でも太陽の光を浴びる
これだけで、脳のストレス耐性が高まり、思考が前向きになります。
「心の回復」は、「体のリズム」が整うことで自然と起こるのです。

■ 4. 誰かに話してみることも“立派な対処法”
心が苦しいときに「誰かに話す」という行動は、決して弱さではありません。
人に話すだけで感情が整理され、気持ちが軽くなることがあります。
もし身近に話せる人がいなければ、大学のキャリアセンターや就職支援サービスの相談員を頼っても大丈夫です。
彼らは多くの就活生の悩みを聞いてきたプロ。あなたの抱える不安は、決して特別ではありません。

■ 5. 就職活動は“ゴール”ではなく“スタート”
内定の有無に関わらず、就職活動の目的は「自分の人生をどう生きたいか」を考える時間です。
もし今うまくいかなくても、それは“失敗”ではなく“方向修正のチャンス”。
少し休んで、もう一度自分の「好き」「得意」「大切にしたいこと」を見つめ直してみましょう。
焦らずに自分のペースで進めば、きっと納得のいく結果につながります。

まとめ
「就活うつ」を感じたときは、無理に頑張るよりも“立ち止まる勇気”を持つことが、結果的に成功への近道です。
心が元気でなければ、本当の自分を面接で伝えることもできません。
あなたはすでに十分頑張っています。
今は少し、自分をいたわる時間を過ごしてみてください。
心が回復すれば、また自然と前に進む力が湧いてきます。
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